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とにかく生意気。
ランは白と黒トラが混ざった猫。しっぽはカギシッポで、肩に大きな丸いトラ柄が入っている。彼女はまだ目も開かない時に我が家にやってきた。近所の人が拾ったはいいが対応に困って、今から拾ったところに戻しに行く・・・・というとんでもない状況に偶然遭遇した母が、そのまま譲り受けて来たのだ。
このラン、つまりは「捨て猫」なのだが、とにかく”生意気”の一言。

たとえばこんなことがあった。
まだ目も開いていないからランは主に母がつきっきりで面倒を見ていたのだが、私もミルクを飲ませることになった。哺乳瓶にミルクをつめて親指と人差し指で軽く首を固定して飲ませるのだが、なんといやいやをして全く飲まなかった。抵抗力のない子猫だから私としてもとても心配。というのも、その昔発見が遅れたやはり目が開いていない子猫を、途中で死なせてしまったことがあるからだ。目も開いていないほどの子猫はきちんとした対応が遅れると命にかかわるのだ。

さて話を戻すと、私はとても心配だった。なにせ全く飲まないのだ。
その様子を見て急いでやってきた母の前で、もう一度飲ませてみる。

「ね、飲まないでしょう? どうしたんだろう・・・・」
「ホントね・・・ちょっと貸してみて。」

母はそう言ってランを左手で優しく包み、哺乳瓶を近づけてみた。するとすぐに飲み口にかぶりつき、とてつもない勢いで吸い出したのだ!!!あっという間に飲み干し、空気を吸ってミルクがないことを知ったたランは、「足りないじゃないの!」と言わんばかりに大鳴きを始めた。

「ちょっと・・・・飲むじゃないの。アンタのあげ方が下手なんでしょ? 全く人騒がせなんだから!!! 授乳ができないなら、トイレさせといて!」

下手と言われてふてくされながら、しぶしぶとランのトイレの世話をした。この時ももう、大騒ぎである。「アンタ何するのよー!! やめてよー!!!」と言わんばかりに大暴れ。肛門を脱脂綿で刺激して促すのだが、それがどうも気に入らないらしい。腰から下をぐるんぐるん回して、激しい抵抗である。

こんなことが数日続いた。相変わらずランは全く私のあげるミルクを飲まなかった。
いくらなんでも何日も何日も授乳が下手ということはないだろうと思ってきた。しかしどんなにやさしくしても、どんなにお腹が空いているだろう時に授乳しても、ランは全く飲まないのだ。
ある時母の手からものすごい勢いでミルクを飲んでいるランを、途中でそっと母の手から私の手に移してみた。
するとなんと、ピタッと飲むのをやめた。そこからはもう、大暴れと大鳴きである。
どうもランは目も見えないくせににおいで母と私を識別しているらしい。「アンタのミルクなんて飲めるわけないでしょ!?」ということなのだろう。

生意気。

これまでいろいろな捨て猫を世話してきたが、みんな鳴いて甘える子たちばかりだった。それが目も開かないようなちびネコに「ノー」と言われたのだ。授乳が下手ということになっていた方がまだマシだったかもしれない。。。

こんなことがあって以来、私はランの下の世話専任になった。
授乳への希望があるから下の世話をしていたのに、これではあんまりである。下の世話中もランは毎回毎回暴れどうしで、これは彼女が自分でトイレに行けるようになるまで続いた。
目が開いて私と初めて見たランは、きっとこう思ったに違いない。

「ああ、アンタね? ふーーーん。」


・・・・・生意気!!!!
posted by: nonbirisampo | ランの話 | 19:46 | comments(4) | trackbacks(1) |
ククが教えてくれたこと
物心ついたときから動物に囲まれて育った私。
私の祖父は当時犬のブリーダーをやっていて、たくさんのマルチーズ、日本犬等の犬たちを思い出すことができる。
もちろんその分いろいろな死を見てきたわけだが、最も強烈に「死ぬ」ということの意味や、死に行く生をどう送るかを教えてくれたのはククである。

ククはベージュ色のペキニーズ。
血統的にはとてもいい犬だったのだが、持ち前の臆病さでドッグショーに出ることもできず、見知らぬ他家のオスと過ごすこともできない女の子であった。・・・・という話は後ほど母から聞いた話なのだが、当時小学生だった私にとってはただ単にいい遊び相手であった。
当時私は友達を家に呼ぶのが大好きだったので、私の同級生もかなりの人がククと遊んだと思う。小学生にとってペキニーズはずっしりと重いのだが、いつもは乱暴者の男の子がククをひざに乗せて笑っている絵が今でも思い浮かばれる。

ある時庭から異常な鳴き声が聞こえた。
なんだろうと庭に出てみると、鳴いているのはククだった。
何が起きたのかわからないままククをなでてはいるものの、ただならぬことが起きていることだけは、さすがの私でも直感があった。最悪なことにその日は両親が親戚のお見舞いで不在。小さい私には何もできることはなかった。
荒い息遣いと合わせて発せられる鳴き声はだんだん弱弱しくなっていく。

「死んでしまう・・・・」

何もできない自分の無力さと、こんなときに不在の両親に対する八つ当たり的な気持ちが入り混じり、呼びかけることもできない。
ただただ、ククをなでるばかりの私。
そしてククの呼吸が止まった。

「クク! クク! ククちゃん!!」

ようやく言葉が出た。
たぶん大声で名前を何度も呼んだと思う。
気づくのが遅すぎたからこんなことになってしまったのではないか、両親がいたらもっと適切なことができていたのではないかと、自分の力のなさや後悔でいっぱいだった。
何度呼んだだろう。
しばらくするとククが大きく息を吸った。
生き返ったのだ!
私はもっともっと大声でククの名前を呼んだ。もっともっとがんばって呼べば、立ち上がってくれると思ったからだ。しかし息を吹き返したククの喉からは、苦しそうな音が聞こえるばかりで一向にそれ以上元気にはなってくれない。

これ以上呼んではいけないのかもしれない。
 ククは私が呼んだから戻ってきてくれたけど、苦しいだけなのかもしれない。
  呼ぶのは私のエゴなのかもしれない。

苦しそうに呼吸をするククを見ながら、私にふとこんな考えが浮かんだ。

逝かせてあげなければいけない・・・・・。

誰かがかつて教えてくれたわけでもなく、ただ突然そんな考えが浮かんだのだった。
これ以上呼んではいけない、逝かせてあげなければいけない、そう考えてからの私の気持ちは、それでもククに生きていてもらいたいという矛盾した気持ちとの葛藤だった。大人となった今の私から考えても、それは相当の葛藤だった。
長い葛藤の中で今まで必死すぎて涙も出ていなかったのに、自分が名前を呼ばなくなることでククが本当に逝ってしまうのだと思った瞬間から、涙があふれてきたことを覚えている。ククが見えないほどの涙だったが、本当にこれが最後なのであればきちんと見なければならない、そう思った。

泣くのをやめた。
名前を呼ぶのをやめた。
ククの呼吸がだんだん弱弱しくなっていく。
名前を呼んではいけない。ここで呼んだらまた同じことの繰り返しになる。
ぐっとこらえた。
ククは最後に大きなため息をついた。
それがククとの本当のお別れだった。

泣くことはククの名前を呼ぶことと同じ意味を持ちそうだったので、あふれ出る涙を手で拭きながら、
「クク、私しかいなくてごめんね」
と言った。
臆病で臆病で仕方がない子だったから、死ぬことなんて本当に怖かったのだと思う。
家族みんなにいて欲しかったのだと思う。
最期が小学生の私と二人っきりなんて、「計画に入ってないわよ!」と思っているかもしれない。

ククは年齢的にも天寿を全うしたと言える。
事故でも長患いをしたわけでもなく、ある暖かい日に日向ぼっこをしているうちにその日が来た。
でも私はククの死を目の当たりに見て、命は永遠ではないことを本当の意味で理解した。
そして死に行く命を引き止めることは、場合によっては苦しみをさらに味あわせてしまうことなのかもしれないということも。
その後現在まで私はいろいろな命との別れを経験することになるのだが、この経験をしてからいよいよ逝かんとする命には手を握って、あるいは体をなでながら、「もうすぐだからがんばろうね」と声をかけるようになった。

今でもククの姿は鮮明に思い出すことができる。
元気で走り回るククの姿だ。
それでも同時に、最期のククも思い出す。
ククは私に生きること、死ぬことを教えてくれた、偉大な犬である。
posted by: nonbirisampo | ククの話 | 03:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
今日は暑かった・・・・!
今日はお天気が良かったので、公園に行ってみました。

暑い・・・・・

ノドが乾いたのでお茶でも飲もうと思ったけれど

ねすみくん060910a

届かない・・・・・

角度を変えてみても

ねずみくん060910b

全く届かない・・・・・(ノД`)

・・・・・
・・・・・



仕方がないので噴水で水浴びしてみました。

ねずみくん060910d

終わりつつある夏を感じて・・・・・。


撮影:東京都内某公園
posted by: nonbirisampo | ねずみくんのおさんぽ | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0) |